人と木
【今日の1枚】クンバのチェブジェン
クンバのご飯はやっぱり1番美味しい。作り方を見ていても、すごく丁寧に作る。魚もお肉もお米もしっかり水で洗う。あとはやっぱり愛情かなー
いつ行っても、久しぶりに行ってもいっつもウェルカムであったかく迎えてくれる彼女の優しさは、本当に救い。
この前、突風で近所の大きなバオバブの木の幹が折れてしまった。
これは去年の写真。
この木の下で近所の子どもたちが遊んだり、大人がアターヤ(お茶)したら休憩したりする。
木は複雑に絡み合っていて、樹齢はかなり長いと思われる。きっと何年もこの地で人々の生活を見てきたんやろうな。
セネガル人にとって、木は生活の一部。暑い日差しを避けるために、必ず一家に1つは大きな木がある。その木になる果実を食べることもあれば、木を切って薪にすることもあるし、木の枝で歯磨きもする。雨が降った時は雨も避けてくれる。(雷が落ちませんようにと祈りながら)
人間たちだけじゃなくて、動物たちもみんな木の下で休憩してる。
それほどこの国の日差しが強くて暑いということなんやけど、でも不思議と暑い日でも木の下はかなり涼しく感じる。(熱風の日は別として)
自然って、ありがたいなぁ。
この木が折れて、また新しく根を生やして大きく育っていくのかな、どうなんやろう。
君たちが大きくなるころには、この木も成長しているはず。
倒れても命を絶やさない大人になってね。
さてさて、この木はいつ回収されるのだろうか。。
(道がふさがれとる)