すき、きらい、すき…すき!
【今日の1枚】おねんねベイビー
セネガルに住んではや一年半…思い返せば本当にいろんな事がありました。その色んなことを記録しなければ、と思いながらもなかなか上手くいかず。
家を出た瞬間から、私の長い一日は始まるわけですが、家を出た瞬間からお向かいの家、両隣の家族に挨拶し、道を歩けば挨拶し、立ち止まって挨拶、の繰り返し。たまに遠い人には手を振ってでかい声で挨拶してわざわざ足を運ぶことは免れてるけど、それでも仲良くしてもらってる人には遠くに見えれば握手しに行く。
そういえば、セネガル生活、1日20…いや、30?50人?にはざらに挨拶していて、もしかしたらその半分は知らん人やったら、初めましての人かもしれない。
こんなことって日本じゃありえんなぁ、と思うと、この挨拶の文化も素敵だなと感じる。
セネガルでは、久しぶりに会った人に対して「ナンモナーラ」=会いたかったよ、I miss you のような言葉を必ず言うけど、面と向かってそんな言葉をかけられるって良いなぁ
日本では親しい友達でも、「久しぶりー!」のあと、「会いたかったよー!」と素直に言える人はどれだけおるやろうか…少なくとも私は、なかなか恥ずかしくて言えない。
日本に帰ったら、ナンモナーラ、言いますわ。
とにかく人との関わりが多いセネガル、特に私が外国人ということもあるけれど、日々関わる人数はとてつもない。名前と顔を覚えるのに必死やし、電話が誰からかかってきたのかも分からないことが多々ある。
「誰ー?」
「俺だよ俺、〇〇学校の先生だよ!」
「はいはいはい。前教えてくれた番号と違うやん!」
「俺番号3つ持ってるから」
みたいなことがありすぎて困る。基本、1人あたり電話番号1-3個とか持っちゃってる。(SIMカードを複数持ってるから)紛らわしい!
挨拶する、会いにいく、電話する、メッセージする。
人と関われば関わるほど、セネガルのことを知り、相手のことを知り、自分たちの違いを知る。その度にセネガルに魅了されて、ここに暮らせるんは幸せやなぁと感じるけど、一瞬で幻滅するほど嫌なこともある。
お金お金うるさいな
私のこと、人間じゃなくてお金として見とるやろ
肌の色だけで判断しないで
リスペクトがない。
ばかにするなよ!
とまぁ…色々あるわけですが。
好きになっては嫌いになり、また好きになり、もうほんまに嫌や、嫌い!!!!
となり、しかし結局のところ、セネガルも、セネガル人も好きやなぁとおさまる。
ジュルジュフ、セネガル
顔見知りの少年とお兄さんが、帰り暗いからと一緒に帰ってくれた。色んな話をして、最後にヨーグルトをくれた。
「君は親切だ!」
優しさの味がします、激甘やけど。