力強く地球を蹴って前に進む
【今日の1枚】雨季の空
大変ご無沙汰しております。結局3ヶ月も更新をしなかったことを、今更ながら反省しています…
遠くから見守ってくれている方々に、申し訳ないことをしてしまいました。しばらくはまた、セネガルの風を届けようと思います。どうぞ、お付き合い下さいませ…
私はというと、何とか元気にやってます。相変わらず体調を崩しては復活、の繰り返しですが、まぁ体は丈夫な方ではないのでしょうがないかと…。
体力はあると自負していたけれど、お腹の弱さにはどうも立ち向かうことはできず。。これも体質なのか。情けないばかりです。
そんなお腹の不調もありながらも、セネガルに来て1年が経ちました。目に見えた成果もなければ、自分の成長も感じられませんが、それでもここに来た時よりは任地の人たちとコミュニケーションがとれるようになったかな?
相変わらず、「お前は何も話せないな!」と言われながらも、それに言い返せるようなはなってきました。
そうだ、立ち向かう、言い返す、怒る、ってことができるようになったな。
特に子どもには。
人をばかにするような態度をとった時や、言葉を発してきた時、必ず怒るようになった。
無視もするけど、無視する前には、それはだめってことをしっかりと伝えたい。
結局、周りの大人達が言っている言葉を真似してるだけやから、子ども達が悪いんじゃないけど。彼らには、真似しないで生きてほしいなぁ
任地には外国人は私しかいない。(出稼ぎや商売をしているモーリタニア人を除いて)
外国人=お金持ち、お金をくれる、何かしてくれる
のが当たり前だという認識は、たった1年私がここに住んで変わるわけもなく、365日毎日
「お金ちょうだい」
と言われる。
結局、私はどっかの国から来たお金持ちの娘としか思われずに終わっていくのかな。
と、たまに悲しくもなるけれど、この1年間で活動に協力してくれた人たちや、優しくしてくれる人たちを思い出すと、そんなことも言ってられない。
異文化を理解すること、受け入れることがどれほど難しいか、なぜ世界から紛争や戦争がなくならないのかを感じた1年間だった。
自分が生まれて生きている世界そのものが常識である、それは事実だと思うし、否定する権利なんて誰にもない。人を傷つけたり、苦しめたりすることは別として。
私がこの国のことをもっと理解して、彼らが日本人である私を理解してくれる日が来るかどうかは分からないし、理解してくれる人が現れたとしても、全員とは限らない。というかありえない。悲しいけど
あと1年(正確には10ヶ月)で何ができるかは分からないけど、誰かの脳の一部の記憶になるようなことができるように、何とか頑張ります。
1年前、尊敬する仲間にもらった言葉
「力強く地球を蹴って前に進む」
2年目は脚力鍛えていきます。
泣きながらも力強く地球を蹴って走って行くマリアーマ