オセロ
【今日の1枚】毎朝通う、朝ごはん(ndekki)屋さん
セネガルの生活、朝ごはんが楽しみになりつつある。
フランスパンに、オムレツ、玉ねぎソース、豆、マヨネーズ、チョコレートクリーム、ツナ、アカラ(説明できない)、のどれかを挟んでもらって食べる。どれもほんまにおいしい!ただ、どれも唐辛子が入っとるか、大量胡椒のせいで辛いけど、最近この味に慣れつつあるからこわい。
一緒にブラックコーヒー(と言っても必ず砂糖入り)か、コンデンスミルク入りコーヒー、それか牛乳、が定番。私は毎朝「コンデンスミルク少な目で!」と注文するのを、もう言わなくても出てくるようになってきた。
毎朝笑顔で迎えてくれて、「今日は何食べるのー?」と聞いてくれるお店のおばちゃんと、常連の顔見知りの人達との挨拶、ちょっとした世間話、好きな時間でもある。
蒸し風呂みたいに暑い中、朝から汗をダラダラかきながら食べるのが私の日課です。
今日も、フランスパンとオムレツ 400FCFA(80円)とコーヒー100FCFA(20円)也。
明日は何食べようかなーと考える、食いしん坊です。
最近覚えたウォロフ語で、大活躍しとる言葉。
「ノッブ マラー」意味は、「愛してない」
毎日のように、数えきれないほど「愛してる、結婚してくれ。」と初対面、顔見知りのセネ人に言われる。無駄に長いやりとりが延々と繰り返されるので、どうにかならんもんかのうと思っていたら、最近同僚にこの言葉を教えてもらった。
よーし、実践や!
一昨日から使い始めた。
「結婚しようぜ。」
「マー バニュ!(やだっ!)ノッブマラー!」
セネ人爆笑。たまに笑いながらちょっとショック受けとる人がおって、なんかごめんてなる。いやいや、初対面の人に求婚なんかするからやん
。
ちなみに、「ノップ マラー」やと「愛してる」になるらしいから、要注意や▲
「ノッブマラー」って言っても、「何で?」って返してくる人に対して、前先輩隊員が
「ダファイ ニャオ!!!」=ブサイク!
って言い返しとったのが面白かった。セネ人も爆笑。
ここまで言われると笑いながら引き下がっていくセネ人男子なのであった。
肌が白いだけでモテる、それほど憧れが強い、というか肌が黒いことへのコンプレックスは強いんやなぁ・・と日々感じる。歴史、偏見、こんなにも根深いものだなんて。なんだか悲しいなぁ。
皆口を揃えて「肌は白い方が良い」という。若い女性は、肌が白くなるらしいクリームを買って塗っとる人もいる。
セネガル人、身近で見ていると惚れ惚れするくらい、美しくて素敵やなぁと思うけど、それは私が日本人やから思うことなんかな?
「セネガルは平和で良い国だ!」と皆口では言いながらも、未来に希望を持っていない。
「お金ができたらヨーロッパに働きに行く。」「いつかアメリカかカナダに住む。」「日本に行きたい、連れてって!」
セネガル人が、胸を張って、この国で生きることに誇りを持てる日は来るのかなぁ。
いや、来ますように。