ちょっと来られんカーイ
8月29日、晴れ。お腹の調子〇
【今日の一枚】
セネガルのキッチンにかかせないガスボンベ。火力の調整やや難しい。
一昨日のお昼ご飯のオムレツが挟んであるサンドウィッチにお腹が完敗。お腹下して、胃もたれ。日本でも年に何回か胃腸炎になるほど胃腸がめっぽう弱いですが、セネガルに来て2回、胃腸炎らしきものにかかりました。悔しい、見かけが見かけだけに(たくましい)、悔しい。
セネ人はヨーグルトをよく食べる。たっぷりの砂糖とともに・・・・激アマ!
こんな甘いの、食べれんわ!と思ってはいたものの、慣れは恐ろしい。案外食べれてしまう。
確か前テレビで菌博士のような方が、ヨーグルトは毎日食べないと意味がないと言っていた気がするので、頑張って続けてみようと思います。
「ちょっとこっち来られま!」
富山弁で、「ちょっとこっちおいで」
ウォロフ語で、「こっちおいで、こっちこい」を「カーイ」という。
私の一日は、家を出何カーた瞬間からのカーイから始まる。
さっ、今日は何カーイで目的地まで辿り着けるかな~。苦笑い。
カーイと呼ばれて相手の所にたどり着いたら(結構遠い所からカーイのお呼びがかかる)、お決まりのセネガルの挨拶が始まる。
セネ人はあいさつをとても大事にする。その挨拶にも一連の流れがあって、長い。笑
私の解釈で、さっと説明すると、
「こんにちは、元気?日本の皆は元気?お母さんは?昨日の夜はよく眠れた?体調はどう?」
などなど。
一つ一つ返しの言葉が決まっているのですが、まだまだウォロフ語初心者なので、スムーズにはいかず。いつも途中で笑われる。
こっちも笑ってごまかす。。悔しい~
そんなこんなでカーイのお呼びから、一通りのあいさつを済ませて、じゃ、また!と歩き出すまでに数分。
また次のカーイ、あっちでもカーイ、こっちでもカーイ(笑)
今日は何カーイだったか数えてなかったけど、1家族2カーイっていうパターンもあるから、なかなかの数になるはず。
目的地まで、多分普通に歩けば10分くらいで着く距離、昨日は片道40分かかりました。
最初のあいさつ回りだと思って、カーイを楽しもうと思ってはいるものの、あまりにもクタクタに疲れている時は、脳内で勝手に、
「ちょっとこっち来んかい。」(関西弁風、強め口調)
に変換されてしまう。
調子が良い時は、
「ちょっとこっちおいで~」なのに。笑
でも、このカーイのおかげでちょっとずつ近所の人や街の人に名前を覚えてもらったり、顔見知りが増えたりしていて、なんだかんだ嬉しかったりする。
ありがとう、カーイ
カーイの恩恵、しっかり受けながら明日からもカーイに出向こうと思います。