電気ケトル
【今日の1枚】川が出来た。期間限定、リバーサイドの住宅
あまり長文を書かずにこまめに更新することを目標にします。
今日は一日どんよりとした空で、いつ雨が降ってもおかしくない天気やったけど、何とか持ちこたえた。今日は朝から家中の掃除。あっちもこっちも水浸しでいやーーー。
ここはポジティブに、砂が溜まってたところも綺麗にできたということで。
ここんとこの雨で、町のそこたら中が水浸し。どうやら家が倒壊?してしまったところもあるらしくて、、お気の毒や。
道も上の写真なんか比じゃないほど、とても歩ける様子じゃない水量になっている。
こんな中で生きるセネガル人、逞しいなぁ。何があっても、
「c’est la vie」=これが人生さ
って言うのがここの人たち。生きてるよ、みんな。
水溜りで遊んでる近所の子どもが、私を見るたびご丁寧に水溜りでバシャバシャと手を洗ってから握手してくれた。ありがとう。気持ちはものすごく嬉しいのだが、多分この手で何か食べたら私、多分お腹やられちゃうんだ。
電気の話
我が家、だけに限ったことじゃないけれど、セネガルのお家あるある。
電気ケトルのスイッチを入れた瞬間、家のブレーカーが落ちる。
そもそもセネガルに電気ケトルが売っとることに感動したのだが、(首都のショッピングモールにある)、同期が我が家でルンルンと使おうとした瞬間、全ての電気が落ちた。以来、使用禁止。
我が家には冷蔵庫、扇風機、ドライヤー、パソコンしか家電ってないけど、多分これくらいが限界なんやろうなぁ。
電気といえば、台所の電気が切れて半年が経った。そしてサロン(リビング)の電気がきれて1週間ちょっと。勝手に自主停電中。
台所の天井が高すぎて交換できないのと、サロンのは配線がおかしくなったようで、工事の人を呼ばないと直らなさそう、、
とにかく家の中にセネガル人を入れたくない、という思いから停電生活を送ってしまっている。
よっぽどの信用している人じゃない限り、やっぱり家の中は見られたくない。
信用しとる人でも、家の中を見せる=お金 を見せるようなもんやから、あんまり気が進まない。
ここで意地を張っていてもしょうがないので、来週には頼むとしよう。
じゃないと夜の時間がもったいないやー。
雨宿り
【今日の1枚】仲良く傘に入る少年たち
セネガル人、 傘をさす人はほとんどいない。そもそも雨が降ったら外に出ないから。頭にビニール袋被ったり、ボールを逆さまに被ったりしている人がいて、その姿が可愛くってちょっと笑ってしまった。
日傘として傘を差すお年寄りはよく見かける。
あと、数人雨の中傘をさしている人も今日見かけた。
日本人っていつから傘をさし始めたんやろう。
⚽️
セネガルと言えばサッカー。娯楽と言えばサッカー。とにかくサッカーが大好きなセネガル人。
今日もバケツ、いや、ドラム缶をしっかり返したような土砂降りの中サッカーの試合をしていた。今そんな状況でやらんなん?!ってくらい、足元はとられるし、サッカーやってんのか何やってんのか分からんかった。
毎年この時期は各地域で地元のサッカーチームによる試合が行われているらしく、多分トーナメントの関係もあって試合を続けたのか、な。
近所の人たちも大きな木の下、軒下から観戦していた。
サッカーと言えば、今年の6月に行われたW杯2018、セネガルvs日本
歴史に残る瞬間にセネガルにいられたことが喜ばしくもあったけれど、日本が決勝トーナメントに進むと決まった瞬間、セネガルから出国したい、あの場を早く立ち去りたいと思ったほどの空気やった。 今思い出しただけでも恐ろしい…
またワールドカップについてはゆっくり書こうかな。インシャアッラー
今日も一日土砂降りで、家中また水浸し。窓閉め忘れた自分が悪い。今日は電気もないし寝よう。
明日は朝から掃除や〜
先週からずっと頭痛が治らないのは雨季のせいなのかなんなのか。
雨季
【今日の1枚】雨季の恵 マンゴー
セネガルは6月頃から雨季と言われていますが、今年は8月になっても全然雨が降らず、このまま今年は降らないのか?!と、思わせられるような天気でした。雨が降ってくれないと農作物が…と、セネガル人も心配していたけれど、先週から本格的な雨季が始まりました。ここ3日ほどは毎日降ってます。
雨季といえばマンゴー
赤く熟れたマンゴーの美味しさときたら。
1キロ250-450Fなので50円〜90円か。ここは天国ですか。
そんなマンゴーも先週から売られている量がガクンと減り、、とうとうマンゴーも終わりの季節か。早いよー1年中あれば良いのに。そしたらありがたみが減るんやろうな。
昨日の夜は大雨で、雷も激しかった。いつもより近くに雷が落ちていて、あーーうちに落ちたらどうなるんやろうなーとか考えながら寝てた。
基本的に家の窓は閉めずに寝る(暑くて眠れない)し、玄関は網戸だけやからまぁ雨は入り放題なわけで。それでも今まで家の中が浸水したことはなかった。
今朝起きて、なーんか家の中が臭いなーと思ったら、使っていなかった砂漠の部屋(砂だらけ)の部屋が浸水していた。足首が浸かるくらいの水の量が溜まっていた。ショーック
原因はどうやら家の造りにあるようで、向かいの部屋やったり、玄関から入った雨が床の傾きで全部その部屋に流れつくようだ。あと、屋上に続く階段の部分からも大量の雨が流れ込んだようで…
これって、放っておいたら乾くのかな、とかアホな考えが頭をよぎったけど、しょうがなく水を取り除く作業に取り掛かーーー
ろうとする前に、屋上に続く廊下へ行こうとした瞬間…
茶色い未確認物体発見!!!!なんやこれは!!!
ねずみか?でもねずみっぽくない
モグラ…?
とりあえず誰かが昨夜の大雨でお亡くなりになったようです。君も災難やな、うちなんかで死んじゃうなんて。
めっちゃ逃げ腰でビビりながらも、お庭に移動させて頂きました。マッサ
結局1時間ほどかけてなんとか部屋の水を片付けた。家の中が臭いー
困ったなぁ、これ、次に大雨降って同じことなったら嫌や。何か対策を打たねば
雨季は道も川だらけになるし、変な虫いっぱい出てくるし、ねずみも来るし、色々と嫌なこともあるけど、雨の降ってる音は好きやなぁ。
昔から。雨、嫌いじゃない
力強く地球を蹴って前に進む
【今日の1枚】雨季の空
大変ご無沙汰しております。結局3ヶ月も更新をしなかったことを、今更ながら反省しています…
遠くから見守ってくれている方々に、申し訳ないことをしてしまいました。しばらくはまた、セネガルの風を届けようと思います。どうぞ、お付き合い下さいませ…
私はというと、何とか元気にやってます。相変わらず体調を崩しては復活、の繰り返しですが、まぁ体は丈夫な方ではないのでしょうがないかと…。
体力はあると自負していたけれど、お腹の弱さにはどうも立ち向かうことはできず。。これも体質なのか。情けないばかりです。
そんなお腹の不調もありながらも、セネガルに来て1年が経ちました。目に見えた成果もなければ、自分の成長も感じられませんが、それでもここに来た時よりは任地の人たちとコミュニケーションがとれるようになったかな?
相変わらず、「お前は何も話せないな!」と言われながらも、それに言い返せるようなはなってきました。
そうだ、立ち向かう、言い返す、怒る、ってことができるようになったな。
特に子どもには。
人をばかにするような態度をとった時や、言葉を発してきた時、必ず怒るようになった。
無視もするけど、無視する前には、それはだめってことをしっかりと伝えたい。
結局、周りの大人達が言っている言葉を真似してるだけやから、子ども達が悪いんじゃないけど。彼らには、真似しないで生きてほしいなぁ
任地には外国人は私しかいない。(出稼ぎや商売をしているモーリタニア人を除いて)
外国人=お金持ち、お金をくれる、何かしてくれる
のが当たり前だという認識は、たった1年私がここに住んで変わるわけもなく、365日毎日
「お金ちょうだい」
と言われる。
結局、私はどっかの国から来たお金持ちの娘としか思われずに終わっていくのかな。
と、たまに悲しくもなるけれど、この1年間で活動に協力してくれた人たちや、優しくしてくれる人たちを思い出すと、そんなことも言ってられない。
異文化を理解すること、受け入れることがどれほど難しいか、なぜ世界から紛争や戦争がなくならないのかを感じた1年間だった。
自分が生まれて生きている世界そのものが常識である、それは事実だと思うし、否定する権利なんて誰にもない。人を傷つけたり、苦しめたりすることは別として。
私がこの国のことをもっと理解して、彼らが日本人である私を理解してくれる日が来るかどうかは分からないし、理解してくれる人が現れたとしても、全員とは限らない。というかありえない。悲しいけど
あと1年(正確には10ヶ月)で何ができるかは分からないけど、誰かの脳の一部の記憶になるようなことができるように、何とか頑張ります。
1年前、尊敬する仲間にもらった言葉
「力強く地球を蹴って前に進む」
2年目は脚力鍛えていきます。
泣きながらも力強く地球を蹴って走って行くマリアーマ
タオ
【今日の1枚】同期と作ったからあげ。
やっぱり勢いがある時に更新しておかないと。
最近、日本食を食べる手前の夢を立て続けに見るのが辛い。食べる夢じゃなくて、食べる手前というかなり意地悪な夢、、、
寿司、寿司、寿司、焼き鳥、納豆
飢えてます。日本食
帰ったら何食べたいかリストを表にすごく綺麗にまとめている同期がいて、とりあえず私も最近思いついた物を書き留めてみた。
卵かけご飯
親子丼
きのこ類
豚肉料理
パフェ
サラダ、美味しいドレッシングと
色んなコロッケ
書き始めたら止まらない(笑)
まぁそんな食の話は置いといて。
タオって何?土屋太鳳ちゃんじゃなくて、ウォロフ語で
「雨」
そう。
とうとう、8ヶ月ぶり?、雨降りました。
雨、興奮するね。嬉しくなっちゃう
いよいよ雨季が始まるぞ〜〜〜!!
昨日から一気に湿度が上がって、あのジメジメとした過ごしにくい季節を思い出したけど、でもまぁ恵みの雨。気温も下がるし嫌なことばっかりではないはず。
周りの景色が綺麗な緑に変わる。
そしてそして、澄んだ青空と、満点の星空
雨季、待ってたよ。これから少しずつ雨が増えていくんやろうなぁ。
ちょっとわくわくする。
しかしまぁ、大量発生する虫との戦いをどう乗り切るかも考えていかねば……
成長。
【今日の1枚】カラフル
気づけば6月も中旬。
「気づけば◯月」更新がやたら多いのはお許しください…定期的に更新できれば良いのですが。
今日でラマダーンも終わり、元気にやってます。あぁ、ラマダーンきつかったーー終わったー!
来月でセネガルに来て1年になるわけですが、この1年、ここ最近もなかなか簡単にいくことばかりではなくて。その事も後々書ければ良いな。でも後になれば、そんなこともあったなーって、書く気もなくなるんやろうけど。笑
この1年で、自分の成長よりも、身近な子どもたちの成長が目に見えて分かって、なんだか親心が湧いてしまう…。
特に、ご近所のキッズたちは初めて会った時よりも身長が伸びたし、顔つきも大人びたなぁ。
悪知恵もしっかりつけちゃってね。
お隣に住む、私が愛してやまないベイビーがいる。
その名もマリアーマ
一番左のプリティーなべべちゃん。
彼女と初めて会ったのはいつやろう、ここに来て4ヶ月くらい経ったころかな?
とにかく仏頂面で、ドシンと立ってるけど、一切笑わないし表情を変えないポーカーフェイス。
いっつもお姉ちゃんと一緒で、置いてかれると泣く。
でも、笑わない。
それでも初対面から私を怖がることなく、いつもテクテク歩いて来て握手をしに来てくれていた。そんな彼女が可愛くって愛しくって。
帰るまでに、マリアーマの笑顔が見たい。
もう、それが私の最大の目標と言っても過言ではなかった。
毎回会うたび、握手して、あーかわいいね、よしよしよし、とし続けた結果…
ついに。
その日が。
きた。笑った、マリアーマが笑った。
分かりにくいけど、しっかり笑った。
あまりにも嬉しくて、感動して、セネガルに来て1番嬉しかったことかもしれん。笑
この日を境に、マリアーマが明らかに変わって、驚いてる。
今まで棒立ちだったのが、ポージングまできめれるようになった。
「35億」風。
ちなみに明日のお祭りに向けて髪型がかなりおしゃれになっております。
私な心を開いてくれたのか、警戒心がなくなったのかは分からんけど、こんなに子供って一気に表情が変わるんやなぁと、本当に本当に感動…。私の愛、届いたかな?
「この子ブサイクよー」と家族に言われたマリアーマを褒め続けた結果、マリアーマは笑った、嬉しくて?って、私の中で勝手に考えてみたり。笑
まだ、声は聞いたことないけど、ゆっくりゆっくり。
今後の成長が楽しみや。すくすく元気に育ちますように。あと1年、隣で見守らせてね。
ちなみにマリアーマの右のイトコのファートゥーも最初会った時は赤ちゃんの印象やったのに、最近ではすっかりお姉さん。
みんな、いつも癒しをありがとう。
ラマダーンどう?
【今日の1枚】ラマダーン中、事務所で休憩時間に寝ている同僚の足。
※昨日書いた記事
「ビンタラマダーンしてるの?」
ラマダーン中のお決まりの挨拶。
「うん、しとるよー(嘘)」って答えると、
「ひぇえええええ!すごいね」って驚かれる。または、「いいことだ」と言われる。
ラマダーンしてるのに何でお祈りしないの?とか、何でコーラン知らないの?って聞かれると「挑戦してみてる」って答えるけど、これをおかしいと思う人もいるみたいで。宗教に関する話は、ヒートアップする場合もあるからあんまりしないようにしてる・・・。
ラマダーンも残すところあと1日。
明日の19 :30で、ラマダーンは終了する。次の日の朝から、いつものndekki屋さんで朝ごはんを食べ、クンバのお昼ごはんが食べられるんや・・・・・考えただけでうれしい。
思えばこの1ヵ月間、完璧なラマダーンをしたわけではないが、外ではあまり水を口にできず、食べ物も食べられなかったので結構きつい日々ではあった。
朝5 :00前に朝食をとり、5 :00以降は、日没の19 :30まで一切水も食べ物も口にしない。これが、ラマダーンか・・・・・。
先輩たちからは、ラマダーン中はとにかく皆働かないよ、という話を聞いていたので、一体どれほど働かないのか楽しみだったが、私から見ると、セネガル人は思ったよりも働いている。というか、水一滴も飲まずにそんな働いて大丈夫!?ってほど働いている人もいる。
そうよね、働かないと、生きていけないんやもん。しんどいからって寝てばっかりおれんよね。市役所では、いつもより多少だらけモードはありながらも、いつも通り皆働いている。
いつも13 :00-15 :00までの休憩は皆家に帰って昼食をとるが、ラマダーン中は全員市役所に残る。皆床にゴザを敷いて横になって休憩。そりゃあ疲れるよね・・・・
市役所の自分の部屋内ではちょっと遠慮しながらも水は口にしていた。けど、さすがに食べ物を食べることは、皆に対して申し訳なくてできなかった。おかげで皆と一緒にグッタリ。
私は椅子の上で、だらしない態勢で寝ていた。ごめんなさい。
働く働かない問題でいうと、学校の先生は確かに働かない。ラマダーンに限ったことじゃないけれど、ラマダーン中は休憩時間と、子供を放置する時間がとにかく長い。
先生「だってしんどいやん?」・・・・・・・うん
それでも中にはなんとかなんとか頑張っている先生も見受けられる。
日没の19 :30、皆一斉に家に入るので、道から人がいなくなる。こんな光景見たことがなかったので、衝撃的だった。
まずは、タンダルマ(デーツ)を食べるところから夜ご飯がスタートする。
そこから、夜ご飯やけど朝ごはんがスタート。朝ごはんに食べるndekkiと、コーヒー、牛乳などを飲み、それからヨーグルトを飲み、ビサップジュースを飲む。
タンダルマ(デーツ)
ンデッキ この日はオムレツ
この時点で私のお腹は満腹・・・すきっ腹にいきなり大量の水分はよくない。お腹がゴロゴロする。
そして夜の22 :00、やーっと夜ご飯が始まる。遅くない?皆お腹すいとるし、ぐったりしとるんやからもっと早く食べれば良いのに・・・!という声は抑えつつ、夜ご飯を頂く。
夜ご飯のメニューも、いつも昼ご飯に食べるようなチェブジェンなどのご飯もの。
それを食べる頃には小さい子たちはもう寝てたり、食べて速攻寝たり。そもそも子供たちはラマダーンしてないからね、朝も昼も食べてるもんね。それを横目で物欲しそうに見ている日本人1名。
ラマダーン、皆口をそろえて「つらいよーー」って言うけど、「でも悪いもんじゃない。だって1年で23ヵ月毎日好きなだけ食べとるんやから、1ヵ月くらい食べなくったって、問題ないよ。むしろ健康になるし、食べられることに感謝する。」
ごもっともやなと思った。
案外、日中食べなくても耐えられないことはない。ただ水を飲まないというのは今の私には不可能やけど・・・
当たり前に食べられること、これがどれだけありがたいことなのか、身をもって感じる。
命に感謝、自然に感謝、健康にも感謝。
しながらも、早くラマダーン終わらないかなと待ちわびているビンタです・・・・・・。